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嘱託警察犬訓練士とは

嘱託警察犬訓練士として認められると、訓練士が付ける腕章と、車に貼る、マグネットの「警察犬訓練犬」と書かれた大きなステッカーが配布されます。

余談ですが、犬を車に乗せて、このステッカーと腕章を付けている場合、少々の飲酒運転は免除してもらえます(爆)

捕まっても、「犬の仕事で」と言えば、「どうぞ~」とスルー出来るのです。

一応、マスクくらいはしてましたけどね(汗)

なぜなら、警察の要請は、夜になってから掛かることが多く、警察犬はその訓練士にしか扱えないので、背に腹は変えられない、ということなのでしょう。

ましてや、嘱託警察犬の訓練士は民間人なため、警察も飲まないで要請を待て、と強制は出来ないからです(笑)(決して悪用してはいけません!)

さらに言えば、警察が管理する正規の直轄訓練犬は、とても少ないです。

警察も公務員である以上、常時、犬を養っている余裕なんてないのです。

結局、民間の犬好き、「警察犬」を持っている人、に頼らざるを得ないのです。

しかし、民間の「警察犬」を持っている人なんて、そうそういるものではありません。
だから、VIP待遇なのです(笑)

私の師匠のオジサンは、警察署内で、「恐ろしい人に犬、持たせちゃったな~」と、噂になっていました(笑)